此花乃井
 花乃井中学校の校庭は、江戸時代に石見津和野(亀井氏・43000石)の蔵屋敷があったところで、屋敷内の井戸は大阪では珍しく良質の飲料水をたたえていた。慶応4年(1868)明治天皇が大阪北御堂を行在所とされたとき、この井戸水を用水に供し、「此花乃井」の名を与えられ、以来通称を「花乃井」と呼び、大阪の名水として評判であった。明治42年(1909)5月、有志によって「此花乃井」の碑が建てられたが、昭和15年11月、この名水を永く保存するため、江戸堀町会連合会らにより、さらに石碑1基が建てられた。校名は通称の「花乃井」からとったものである。

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