しゃしょう 「もしもし、おきゃくさん、そんなとこでゲタぬいでどないするねん」
きゃく 「へぇ、二かいのせきへ あがろうとおもうてますねん」
しゃしょう 「ゲタぬがんでもよろしいそのままあがってんか」
きゃく 「さよか、ほんならごめんやっしゃ」
きゃく 「しゃしょうさん、二かいのりょうきんはなんぼだす」
しゃしょう 「うえもしたもりょうきんはいっしょや」
きゃく 「うんてんしゅさん、もうしんぼうでけへん、ちょっとしょうべんするあいだ、電車をとめてくれへんか」
うんてんしゅ「しょうがないなぁ、ちょっとだけやで、はよしなはれや」

また、こどもたちも
「オイ、みんな、しでんがはしってきよった。しでんときょうそうや。
ソレ、はよしなはれや」と、おおよろこびだったそうです。
さいしょはいろいろとおもしろいこともありましたが、築港へさかなつりにゆくひと、なつにはゆうすずみにゆくひとなどをのせて、くびをふりふりみわたすかぎりのあしのはらッパのなかをせいいっぱいはしっていたようです。